たねラボ #4 「世界に一つだけの楽器をつくる!」
- 2024年1月21日
- 読了時間: 3分
更新日:7月1日
第4回のたねラボでは、「世界に一つだけの楽器をつくる!」をテーマに活動しました。
今回は、家にある使わなくなったものや自然の素材などを組み合わせ、自分だけのオリジナル楽器づくりに挑戦しました。
まず子どもたちに伝えたのは、「楽器はどうやって生まれたのだろう?」ということです。
昔の人は、石や木を叩いて心地よい音を見つけました。
それが打楽器の始まり。
物をこすったり、弾いたりして音が鳴ることに気付きました。
それが弦楽器の始まり。
そして、筒に息を吹き込むと音が響くことを発見し、管楽器が生まれました。
今では当たり前にある楽器も、最初は「こんな音が鳴るんだ!」という小さな発見から始まったのです。
もしかしたら今回のたねラボでも、まだ誰も聴いたことのない新しい音が生まれるかもしれない。
そんな期待を胸に、それぞれ制作をスタートしました。
ペットボトルや空き箱、紙筒、ひも、木の枝など、一見するとただの不要品だったものが、子どもたちの自由な発想によって少しずつ楽器へと生まれ変わっていきます。
「これはどんな音がするかな?」
「ここをつなげたらもっと面白いかも!」
試行錯誤を繰り返しながら、一人ひとりが夢中でものづくりを楽しんでいました。
今回も絵画の先生にお越しいただき、造形や色使いについてアドバイスをいただきました。
楽器として完成した後は、絵を描いたり、色を塗ったり、飾りを付けたりして、自分だけの作品へ。
音をつくるだけではなく、「見た目を工夫し、装飾する」という表現の楽しさにも触れることができました。
制作後には、数名の生徒さんが作った楽器を、みんなには見えないように演奏し、「どんな楽器だと思う?」「どんな素材で、どのように音を出しているんだろう?」と当てるクイズも行いました。
耳を澄ませながら音を想像する子どもたちの姿が、とても印象的でした。
さらに、生徒さんの弟さん(保育園児)が、風船の中に鈴を入れて遊んでいる姿を見て、そのシンプルさの中に大きな可能性を感じました。
音を楽しめるだけでなく、みんなで協力して遊ぶことができ、自然とコミュニケーションも生まれる、とても素敵な楽器遊びです。
最後はみんなで輪になり、その風船を10回落とさずにつなげられるかチャレンジしました。
遊びながら自然と音が生まれ、笑顔があふれ、みんなで一つの音楽を奏でているような時間になりました。
最初から予定していた活動ではありませんでしたが、子どもの何気ない発想から新しい音楽遊びが生まれたことは、とてもたねラボらしい出来事だったように思います。
廃材から新しい楽器を生み出し、そこから新しい遊びや音楽まで生まれていく。
そんな「発見」に満ちた時間となりました。
たねラボでは、完成した作品だけではなく、「考えること」「試してみること」「失敗しながら工夫すること」を何より大切にしています。
身近なものに目を向け、発想を広げ、自分だけの表現を見つける。
そんな経験が、子どもたちの未来へつながる小さな「種」になれば嬉しく思います。
※今回の最大の反省は、僕自身が楽しみすぎてしまい、生徒さんたちが作った素晴らしい楽器の数々を、ほとんど写真に残せなかったことです…。






